プログラマーとディレクターの間に立ってみて。

とあるウェブディレクターにプログラマーを紹介した。そこで学んだ、仕事を自分以外の人とする時に大事だけど疎かになってしまいがちな基本要素についてメモ。

 

プログラマーは、成長意欲高く投資思考強め。

ディレクターは、効率重視マイペース。

2人のスタイルはざっくりこんな感じであろうか。

 

最初の面談では、割とうまくいってた。

2人のグループメッセでも、指示をしてそれを素直に聞く構図。

業務が始まっても、ある程度スケジュール通りに動いてた。

 

問題発生は残りの業務はあと10%通った時。

 

ディレクターは、常にプロは100%完璧にする。アマは90%以降のスピード感がかなり遅いと。

まぁ言いたいことは確かに理解出来る。

 

この時もディレクターは、

ほらね。

って。

 

一方その時プログラマーから来た不満メッセージはざっくりこうだ。

 

・報酬決めずに仕事頼むとかビジネスマンとして疑う

・既存コードが汚くてやりづらい

・ディレクターがプログラミングへの理解ない為、何か止まった時に説明コストが大きい

→モチベ下がる、適当に返信しがちになる

・途中からスキルが身につくような業務内容でなかった為、意欲がわかない

 

ディレクター側の気持ちはこう。

・結局10%が進まないんだよな、ほら。

プログラマーに対しての尊意はないであろう

・簡単な事なのに全然治らない

→同上

プログラマーがダメな原因を追求しようとせず、治ればいいんでしょ感がない

 

 

事実の流れ的には

報酬決めてないので、忙しくなったりうまくコーディング進まなくなった時にプログラマーのモチベ下がる。

電話で何かおかしな部分の、お互いの仮説について話すが、ディレクターは言い負かして「電話して俺の仮説が勝った。ここで負けてたらやばい方に進んでたから良かった」と。プログラマーからは「仮説どっちが正しいとかどうでもいいからソリューションの話ししたいって言っちゃった」て。

メッセ聞くだけでいい雰囲気じゃないのが想像つく。。。

最終的に、レス早かったはずのプログラマーが作業予定の時間になっても作業せずそれに関しての連絡もせずで、ディレクター怒る。

 

両方悪い。けど、この事実から学べることはたくさん。。。

 

 

①仕事する上でお互いに敬意を払うこと大切

②相手の立場に立つ

③相手が素直に言える環境を作る、そういうコミュニケーションを意識する

④他責にしない

 

当たり前が忙しかったり切羽詰まったりするとできなくなるけど、それが出来なくなった瞬間作業効率は鬼のように落ちる。

2人から同時に愚痴メッセが来るのはいつ終わるのやら、、。

 

ディレクターは、

「自分ではゴールが見えてて、相手の理解を省いて、ゴールに向かおうとする行動が危険。伝える努力大事。」

と言ってるのに、その環境を作ってないのは彼。

 

プログラマーも確かに良い意味で諦めてディレクターと対峙する事が大事だけど作業にだけ目を向けてコミュニケーションをなるべく省こうとしてるのが悪循環に拍車をかけてる。